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リコーダーの低い音(ドとレ)が上手く鳴らない!吹き方のコツとは?!

リコーダーの低い音が上手く鳴らない!吹き方のコツとは?! リコーダー
この記事は約4分で読めます。

大人になってリコーダーを始めました。低いドやレの音がキレイに出ないんです。音がピーピーとかすれたりひっくり返ったりするの。どうやったら上手に鳴らせるのかな。他の音についても鳴らすコツがあれば教えてほしいな。

 

リコーダーといえば、小学生の音楽の授業で習ったことがある人も多いでしょう。簡単そうな楽器というイメージがありますが、意外とキレイな音で鳴らすのが難しい楽器でもあります。特に初心者の方は「低いド」や「低いレ」が上手く鳴らせないという方は多いです。音がひっくり返ったり、かすれてしまったりするんですよね。

本記事では、リコーダー初心者の方に向けて、大人になってからリコーダーを再開した筆者が、YouTubeで調べたり、吹奏楽経験者の方から教えてもらったキレイな音を鳴らすためのコツをシェアしたいと思います。

リコーダーの低い音(ドとレ)な上手く鳴らない!吹き方のコツとは?!

リコーダーの低い音(ドとレ)な上手く鳴らない!吹き方のコツとは?!

結論は、冒頭の漫画に書いてあるとおりです笑

低いドの音の吹き方のコツ

低いドを鳴らすときは、ハァ~っと寒い冬に冷たい手を暖めるときのような「温かい息」で吹くのがコツです。別の言い方をすると、「優しく吹く」という感じでしょうか。息のスピードを少し遅く、やわらかく吹くようにしてみるといいと思います。すぐに上手くできなくてもどかしいかもしれないですが、毎日少しずつ練習していれば、1ヶ月くらいでコツがつかめるようになると思います。

低い音(ドとレ)がキレイに出ない理由は、リコーダーの吹き方が強すぎるから

どうしてリコーダー初心者は低いドの音がうまく鳴らせないのか。結論から言うと「吹く息が強すぎるから」です。ほかには、指がちゃんと押さえられていなくて息が漏れているなどの原因もあります。しかし、個人的な意見としては、前者(強く吹きすぎている)という原因の方が多いように感じています。小学生が吹くリコーダーが、ピーピーと鳴ってしまう場合は、強く吹きすぎていることが原因と思われます。

なので、低いドを鳴らすときは、なるべくソフトに息を吹くようにすることが大事なのです。それを言葉で説明するのは難しいので、「冬に手のひらを温めるように、白い息が出るような感じでハァ〜っと温かい息を出す」というようなたとえを出しているのですが、本質的には、やさしく、ゆっくり吹くといいですよ、ということが伝えたいのです。

ほかの音を鳴らすときの吹き方のコツは?

低いド以外の、ほかの音を鳴らすときのコツもついでにご紹介しておきますね。個別の音ごとの吹き方よりも先に、全体的なリコーダーの吹き方のコツを言っておくと、「低い音ほどゆっくりと吹き、高い音ほど速く吹く」です。これを前提として意識しておくと、キレイに音が鳴らせるようになると思います。

レ・ミ・ファの吹き方

レ・ミ・ファの音を鳴らすときは、熱いお茶を冷ますようなイメージで「フーッ、フーッ」とそっと吹いてみてください。低いドの音を鳴らすときよりも、少し息のスピードを速くするような感じです。でも、そんなに速くせずに、優しく、熱いお茶、もしくはラーメンを食べる前に、麺にフーっと息を吹きかけるところを想像しながらフーッと吹いてみてください。

ソ・ラ・シ・高いドの吹き方

ソ・ラ・シ・高いドの吹き方は、誕生日ケーキのロウソクを吹き消すときのようなイメージでフッと一瞬で吹くような感じです。もしくは、吹き矢でシュッと吹くような。ようは、鋭い、速い息を瞬間的に吹くような感覚です。高い音に行くほど、息のスピードを速くする必要があります。ソ・ラ・シ・高いド、と全部一緒ではなく、それぞれの音ごとにちょうどよい息の吹き方があると思いますので、何度も練習して感覚をつかめるようにしてみてください。

まとめ

以上、リコーダーの低い音(ドとレ)の吹き方について解説しました。
本記事の内容を簡単にまとめると以下のとおりです。

・低いドの吹き方は、寒い冬に手を温めるようなイメージで「ハァ~」と温かい息を吐くような感じで吹くこと
・低い音(ドとレ)がきれいにならない原因は、息が強すぎることだからです
・低い音はソフトに、ゆっくりと吹き、高い音に行くほど速い息を吹くようにするといいでしょう

リコーダー演奏の参考になれば幸いです。

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